2007年06月15日

北鎌倉駅から円覚寺へ向かう

6月13日に鎌倉へ行ってきました。 新大阪7時40分発のぞみ208号に乗り、新横浜10時ジャスト着。 JR横浜線、横須賀線と乗り継ぎ、北鎌倉駅に着いたのが10時54分でした。


JR北鎌倉駅(1)電車を降りてびっくり。 ホームから人があふれそうなほど降りてきます。 改札では駅員がハンドマイクを持って整理していました。


JR北鎌倉駅(2)構内踏切を渡る時に振り返ると、降りた客の列がまだホームの端まで続いています。 思わず「何なんだこれは!」と叫びそうになりました。 静かな古都の駅を思い浮かべてやって来ましたが、京都の紅葉シーズン並みの混雑ぶりです。


JR北鎌倉駅(3)
北鎌倉の駅舎です。 普段はこちら側だけに改札口があるのですが、この日は反対側も臨時改札口になっていました。 円覚寺は向こう側にあるのですが、コインロッカー(写真左端)にカバンを預けるためにこちら側から出ました。


白鷺池(1)駅前の車道を左へ歩きます。 左手は円覚寺の境内の一部である白鷺池(びゃくろち)です。 
明治22年の横須賀線開通によりこの池が分断されてしまいました。


円覚寺前の踏切
すぐに左折して再び踏切を渡り、円覚寺に向かいます。 踏切の向こうに円覚寺の総門が見えています。


JR北鎌倉駅(4)駅のほうを見ると、もう次の電車が到着して、客を降ろしていました。
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2007年06月16日

円覚寺(1)

円覚寺総門(2)石段を上がったところに総門が建っています。 扁額には円覚寺の山号「瑞鹿山」(ずいろくさん)の文字。


拝観受付拝観受付。 鎌倉では拝観料は300円以下でした。 良心的な値段で助かります。


山門(三門)受付を通って奥へ進むと石段があり、その上に巨大な山門(三門)が建っています。 扁額の文字は「円覚興聖禅寺」(えんがくこうしょうぜんじ)。

円覚寺は臨済宗円覚寺派の総本山で鎌倉五山の第二位。 弘安5年(1282)に北条時宗が元寇の戦没者追悼のため渡来僧の無学祖元(むがくそげん)を招いて創建しました。

山門(三門)(2)


洪鐘道三門の右手のほうに北条貞時建立洪鐘弁天道と記した駒札が立っていました。 鎌倉一帯を望み富士山も見えると書いてあったので、先にこちらから見て回ることにしました。 国宝の洪鐘(おおがね)へ続く石段です。 左の石碑には洪鐘道と刻んであります。


洪鐘(おおがね)弁天堂
石段を登りきったところに弁天堂があり、左手前に鐘楼があります。 この梵鐘は鎌倉第一の大鐘で国宝に指定されています。 弁天堂は大鐘とあわせて北条貞時(時宗の子)が建立したもので、円覚寺の鎮守としました。



弁天堂茶屋弁天堂の裏は茶店になっていて、見晴らしが良い。 この日はうっすらと富士山が見えていました。 空気が澄んでいたらもっとはっきり見えたのでしょうが、後で聞いたところ前日は見えなかったそうで、うっすらと見えただけでもラッキーでした。


富士山

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2007年06月17日

円覚寺(2)

仏殿
来た道を戻り、仏殿までやって来ました。
仏殿は関東大震災で倒壊後、昭和39年に再建されました。 中に入ると天井に大きな龍の絵が描いてありました。

選仏場仏殿の横に選仏場(せんぶつじょう)があります。
元禄12年(1699年)建立の茅葺き屋根の建物。 選仏場というからここに仏像を集めてどれかいいものを選ぶ所かと思っていたら、僧侶が座禅を組み、悟りを開いて仏になるための道場だそうです。


紫陽花と三門の屋根選仏場の横に咲いていた紫陽花。 中央の屋根は三門です。


参道の紫陽花(1)参道の紫陽花(2)
参道を奥へ進みます。 青いガクアジサイが綺麗でした。

妙香池(みょうこうち)
居士林、方丈、寿徳庵を通り過ぎると妙香池(みょうこうち)が見えてきました。 総門前の白鷺池と並び、円覚寺創建当初から知られた放生池です。

舎利殿(1)妙香池の先を左へ入ると万年山正続院(しょうぞくいん)で、中に国宝の舎利殿が建っています。


舎利殿(2)杮葺き(こけらぶき)の建物で鎌倉唯一の国宝建造物に指定されています。
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2007年06月18日

円覚寺(3)

仏日庵正続院から元の道に戻り、奥へ進むと仏日庵(ぶつにちあん)があります。円覚寺の開基北条時宗の廟所として建てられました。


開基廟茅葺の堂には時宗、貞時、高時3代の木像が安置されています。


白鹿洞(びゃくろくどう)仏日庵の先、右側に白鹿洞(びゃくろくどう)という洞穴があります。 
山号の「瑞鹿山」の由来は、円覚寺落慶開堂の日、開山国師(無学祖元)の法話を聞こうとして、この洞中より一群の白鹿が現われたという奇瑞(きずい)からつけられたといわれます。


黄梅院(おうばいいん)さらに奥へ進むと、つきあたりに黄梅院(おうばいいん)があります。 時宗公夫人の覚山尼が時宗公の菩提のために建立した華厳塔の地に、後に足利氏が夢想国師の塔所として建立しました。


黄梅院境内
黄梅院の境内。
左上 赤いガクアジサイ
右上 木彫りの千手観音
左下 門の近くのハクロウヤナギ
右下 門の近くに咲いていたミニ紫陽花(名前はわかりません)

方丈
黄梅院から引き返し、方丈を見て回りました。
左上 方丈庭園
右上 鎌倉市指定天然記念物の柏槙(ビャクシン)
左下 百観音(石造の観音様がずらりと並んでいました。)
右下 唐門(勅使門)

円覚寺出口円覚寺の境内はかなり広く、見て回るのに1時間以上掛かりました。 次は「縁切り寺」の名で有名な東慶寺へ向かいます。
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2007年06月19日

東慶寺(鎌倉)

県道21号横浜鎌倉線円覚寺を出て東慶寺に向かいます。 
道路は渋滞、歩道も狭いので気をつけて歩かないと。 でも東慶寺までは歩いてすぐでした。


山門前の石段やって来ました東慶寺、別名「縁切寺」。 高校時代にグレープの「縁切寺」を聴いて以来ずっとあこがれていた寺です。
切なくなるような曲とは逆に、この日の東慶寺は人でにぎわっていました。


石畳山門をくぐるとまっすぐに石畳の道が伸びています。 





道の両側には紫陽花が咲いていました。

アジサイ


本堂本堂。
本尊は釈迦如来座像。 東慶寺は代々尼寺でしたが、明治に入り男僧寺になりました。


金仏まっすぐ伸びた石畳のつきあたりに仏像があります。 東慶寺のホームページによると金仏となっていますが、詳しい説明がありません。 印相からすると釈迦如来のようです。 


花菖蒲金仏の後ろに花菖蒲が咲いていました。


岩たばこ(1)松ヶ岡宝蔵の前を通り、境内の奥へ進むと大きな岩がありました。 岩肌にはびっしりと草が生えていました。


岩たばこ(2)近づいてみると「岩たばこ」でした。 
むらさき色の小さな花です。 

この後、墓苑を見て回りましたが、東慶寺開基の覚山尼の墓を見ずに帰ったのは少し心残りでした。
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2007年06月20日

建長寺(1)

普通「久里浜」行き踏切を渡り、建長寺を目指します。 写真のデータ(5分進んでいました^^;)からすると、やって来た電車は普通「久里浜」行きのようです。 踏切を渡って左へ行けば明月院ですが、人出が多いとの情報にパスしてしまいました。


建長寺外門天下禅林しばらく歩くと建長寺の外門が見えてきました。 外門には「天下禅林」の扁額が掲げられていることから「天下門」とも呼ばれます。


総門(奥に見えている門)(左)外門を入ると中は駐車場になっており、その先に総門があります。 

(下)総門には山号の「巨福山(こふくさん)」の扁額が架かっていますが、よく見ると巨の字に筆勢で点が加わっています。 これにより重みが増したことから「百貫点」と呼ばれているそうです。

巨福山


建長寺三門

建長興国禅寺総門から三門(国重文)まで石畳の道が伸びています。 

駒札によると「三門とは三解脱門(さんげだつもん)の略。 空(くう)・無相(むそう)・無作(むさ)を表しこの三門をくぐることによってあらゆる執着から解き放たれることを意味します。」とのことでした。

三門の額は「建長興国禅寺」

鐘楼三門右手に鐘楼があります。 当日はチラッと見て通り過ぎたのですが、あとで調べるとこの鐘楼に架かる梵鐘は鎌倉時代の作で国宝に指定されていました。 


仏殿
三門の奥が仏殿(国重文)で、建長寺の本尊・地蔵菩薩が安置されています。 仏殿前に植えられている柏槙(びゃくしん)の一部は開山蘭渓道隆が宋から持ってきて植えたと伝えられています。
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2007年06月21日

建長寺(2)

法堂(はっとう)
法堂(国重文)
「はっとう」と読みます。
中へ入ると天井に大きく雲龍図が描かれています。 ・・・とここまで書いて、円覚寺の仏殿の記事でも同じように龍の絵が描いてあると書いたことを思い出しました。
はて、龍の絵は一回見ただけのような気がします。 こちらの法堂には中から正面の窓越しに外を覗いた記憶があるので、入ったことは間違いありません。
円覚寺の仏殿は、ちょっと記憶があやふやになってきました。(汗)

方丈と唐門
法堂(はっとう)から奥へ進むと方丈があります。 写真の正面にある唐破風(からはふ)は方丈の屋根についているように見えますが、実際は手前にある唐門(勅使門)についています。 写真右の赤いパンツをはいた女性が立っているところが入り口です。 中へ入ると何十畳もある大広間がありました。

方丈庭園
裏は庭園になっています。 この庭は開山大覚禅師(蘭渓道隆)が作りました。 池の名前はキン碧池(きんぺきち)。 難しい字で漢字が出てきません。 意味は、緑の木々の色が青い水にひたって輝いていることを表しているそうです。

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2007年06月22日

建長寺(3)半僧坊

天狗の群れ
方丈から奥へ向かうと鳥居があります。 鳥居から石段を延々と登ると、突如天狗の群れが現れました。 何か異様な感じがします。

半僧坊
石段を上りきったところにあるのが半僧坊大権現です。 明治時代の建長寺住持が夢の中でお告げを聞いて、浜名湖の方広寺から建長寺の鎮守として勧請したものです。 

大天狗
天狗像は第2次世界大戦で金属供出させらていましたが、昭和50年代に復元されました。 いまでは大天狗2、小天狗10が岩肌に舞っています。
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2007年06月23日

鶴岡八幡宮(1)

巨福呂坂洞門
建長寺を出て少し坂を登ると、道は下りになります。 写真は巨福呂坂洞門(こふくろざかどうもん)。 鎌倉七切通しのひとつ「巨福呂坂」の近くにあることから名付けられました。

鶴岡八幡宮入口
鶴岡八幡宮の入口までやって来ました。 本来は表参道の若宮大路から参るのがいいのでしょうが、コース上、裏口から入ります。

鶴岡八幡宮(1)
石段を上がり、宝物殿の角を曲がると本宮の楼門が見えてきました。


本宮本宮(上宮)の楼門。
本宮の社殿は江戸時代の再建。 国の重要文化財に指定されています。 

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2007年06月24日

鶴岡八幡宮(2)

舞殿(下拝殿)
宝物館を見学した後、下へ降りてきました。 写真の建物は舞殿(まいどの)又は下拝殿(しもはいでん)。 静御前が「しづやしづ しづのをだまき ・・・」と義経を慕って舞ったところ。

若宮(下宮)
若宮(わかみや)又は下宮(しものみや)
最初は鶴岡八幡宮の中心でしたが、火災後本宮が造営されると下宮と呼ばれるようになりました。

鶴岡八幡宮(2)
表参道から見ると、本宮が舞殿の上に見えます。

三ノ鳥居
境内を見学した後、鎌倉駅へ向かいます。 太鼓橋(写真右)の横を通ると三ノ鳥居が立っています。 その先は若宮大路が海まで一直線に伸びています。
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2007年06月25日

江ノ電

江ノ電鎌倉駅JR鎌倉駅に着きましたが、まだ時間が早かったので江ノ電に乗ることにしました。 東側には乗り場がなくJRのガード下を通って西側に出ると江ノ電鎌倉駅がありました。


江ノ電たしか4両編成ぐらいでしたが、乗客でいっぱい。 長谷駅か極楽寺駅あたりでは車窓からアジサイが見えてとても綺麗でした。 翌日、雨が降らなければもう一度寄ってみる予定でしたが、残念でした。


江ノ電鎌倉高校前駅
やって来たのは鎌倉高校前駅。 ガイドブックの写真で海が綺麗だったので、ここまでの往復だけにやって来ました。

鎌倉の旅、終わります。
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