2007年07月17日

長刀鉾・芦刈山・太子山(2007祇園祭・山鉾巡行)

祇園祭の山鉾巡行を見に行ってきました。
午前7時5分大阪京橋発出町柳行きの京阪特急に乗り込みました。 途中電車の窓から外を見ると雨が降っています。 去年に続き、今年も雨かと心配しましたが、地下駅の京阪四条を上がると曇り空ながらも雨は降っていませんでした。

「くじ改め」関所四条通を西へ歩き「くじ改め」の関所付近まで来ると、すでに人が集まっていたので、その少し手前に場所を取りました。(8時頃)


信号折り曲げ8時半頃になると山鉾の通行に邪魔にならないよう、信号を折り曲げる作業が始まりました。


長刀鉾(1)9時過ぎ、山鉾巡行が始まりました。 
まず「くじ取らず」の長刀鉾です。


長刀鉾(2)長刀鉾が「くじ取らず」なのは知っていましたが、他にもあって、全部で8基の「くじ取らず」があるそうです。


長刀鉾(3)現在稚児さんが乗っているのは長刀鉾だけです。


長刀鉾(4)長刀鉾


芦刈山(1)長刀鉾に続く今年の「山一番」は芦刈山(あしかりやま)です。


芦刈山(2)鎌を持った人形が乗っています。
胴懸は尾形光琳原画の燕子花図(かきつばたず)。


芦刈山(3)芦刈山


太子山(1)三番手は太子山(たいしやま)


太子山(2)太子山の太子とは聖徳太子のこと。
山に乗っている人形は北を向いていたので、後姿ばかりになりました。


太子山(3)太子山


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山鉾巡行について知らないことが多く、写真のリサイズなどもあって、記事にするのは一日3基位が精一杯です。 全部アップするのに10日以上かかりそうです。

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2007年07月18日

白楽天山・函谷鉾・霰天神山(2007祇園祭・山鉾巡行)

白楽天山(1)4番 白楽天山(はくらくてんやま)
各山は「くじ改め」の前で一回転します。


白楽天山(2)白楽天のご神体は白楽天(白い服)と道林禅師(紫)


白楽天山(3)右側の胴掛は18世紀ベルギー製のタペストリー「女狩人」。
(馬に乗った女性が描かれていますが、拡大してもわかりにくい。もう少しアップで撮っておけば良かった。)


函谷鉾(1)5番 函谷鉾(かんこぼこ)


函谷鉾(2)前掛けは16世紀末のタペストリー(国重文)で、旧約聖書創世記の図が描かれています。 


函谷鉾(3)最初、函谷鉾にもお稚児さんが乗っているのかと思ったら、人形でした。


函谷鉾(4)山鉾の後ろに掛ける織物は「見送り」と言うそうです。函谷鉾の「見送り」は三筆の1人、弘法大師筆といわれる『金剛界礼懺文』を天保年間に模織したもの。 文字の見送りは珍しい。


霰天神山(1)6番 霰天神山(あられてんじんやま)
永正年間(1504−1520)京都に大火があったが、時ならぬ霰が降って猛火がたちどころに消えた。その時一寸二分(約3.6センチ)の天神像が降ってきたのでこれを祀ったのがこの山の起こりとされています。(京都市情報館のHPより)


霰天神山(2)鳥居の後ろに一対の榊と紅梅。 その後ろに社殿が見えます。 


霰天神山(3)胴掛けは白梅金鶏図


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こうして見ると、各山鉾の由来や装飾品も興味深いものばかり。 じっくり見るには山鉾巡行よりも宵宮のほうが良さそうです。 

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2007年07月19日

綾傘鉾・伯牙山・月鉾(2007祇園祭・山鉾巡行)

綾傘鉾(1)7番 綾傘鉾(あやがさぼこ)
綾傘鉾の行列は長い。 (写真上)先頭を6人の稚児が歩きます。 (写真下)その後を面をつけた棒振り囃子が続きます。


綾傘鉾(2)綾傘鉾は2台。前を行く傘には「飛天の図」、後ろの傘には「四季の花」が描かれています。


綾傘鉾(3)「飛天の図」。 傘の上には御神体の鶏。


伯牙山(1)8番 伯牙山(はくがやま)


伯牙山(2)伯牙山は中国風に統一された山。 前掛けなどの図柄も中国風です。
四条通の南側から見ると、御神体の後姿ばかりになります。 


伯牙山(3)写真は「くじあらため」の前で一回転しているところを拡大したものです。 御神体の伯牙が手に斧を持ち、琴を今にも打ち破ろうと見おろしているところです。


月鉾(1)9番 月鉾(つきぼこ)
これだけ遠くから撮らないと、鉾の先まで入りません。 鉾の先には三日月が飾ってあります。


月鉾(2)月鉾には山鉾随一の工芸装飾があり、動く美術館と呼ばれています。


月鉾(3)月鉾にも稚児の人形が乗っています。


月鉾(4)見送りは「黎明図」。 工芸装飾品の数が多すぎて、ここには書ききれません。
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2007年07月20日

木賊山・孟宗山・占出山(2007祇園祭・山鉾巡行)

木賊山(1)10番 木賊山(とくさやま)
木賊とは何かと辞書を引くと「砥草。トクサ科の常緑シダ植物」のことでした。


木賊山(2)御神体が右手に鎌、左手に木賊の束を握っています。


木賊山(3)見送は「牡丹鳳凰文綴綿」


孟宗山(1)11番 孟宗山(もうそうやま)


孟宗山(2)御神体はビニールをかぶって様子がよくわかりません。 孟宗山の由来からすると、松の木に付いている白いものは雪を表しているようです。


孟宗山(3)孟宗山


占出山(1)12番 占出山(うらでやま)


占出山(2)占出山の御神体は神功皇后。こちらもビニールをかぶっています。


占出山(3)胴掛けは日本三景を描いたものだそうです。 写真の胴掛けは天橋立のように見えますが、どうでしょうか。
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2007年07月21日

鶏鉾・郭巨山・四条傘鉾(2007祇園祭・山鉾巡行)

鶏鉾(1)13番 鶏鉾(にわとりぼこ)


鶏鉾(2)稚児人形の上に掛けている水引は「瑞雲、日輪と麒麟図」


鶏鉾(3)トロイ戦争の一場面を表現した見送りもすばらしい。


郭巨山(1)14番 郭巨山(かっきょやま)


郭巨山(2)御神体の郭巨と童子。


郭巨山(3)見送りは「唐山水仙人図」


四条傘鉾(1)15番 四条傘鉾(しじょうかさぼこ)


四条傘鉾(2)四条傘鉾は棒振り囃子の子供が列に加わります。


四条傘鉾(3)傘の垂(さがり)は「麗光鳳舞之図」。


四条傘鉾(4)四条傘鉾
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2007年07月22日

油天神山・菊水鉾・保昌山(2007祇園祭・山鉾巡行)

油天神山(1)16番 油天神山(あぶらてんじんやま)


油天神山(2)学問の神様、菅原道真を社殿に祀る山です。


油天神山(3)見送りは「宮廷宴遊図」。 西洋風のタペストリーですが、実は江戸末期に西陣で織られたものといわれています。


菊水鉾(1)17番 菊水鉾(きくすいぼこ)
町内に古くからあった「菊水井」にちなんで名付けられました。


菊水鉾(2)屋根が唐破風になっています。
前掛は「飛鶴図」


菊水鉾(3)菊水鉾(4)
胴掛は「麒麟図」 、見送りは「孔雀図」。


保昌山(1)18番 保昌山(ほうしょうやま)
各山鉾の由来を知ると、親しみが湧いてきます。 この山の主人公である平井保昌(やすまさ)は藤原大納言元方の孫、致方(むねかた)の子で武勇に優れ、和歌にも堪能であり左馬(さまの)頭、丹後、大和、摂津などの守を歴任し、大江山鬼退治の源頼光の四天王の1人でした。


保昌山(2)保昌が官中の女官に恋をし、女官の紫宸殿の梅を手折ってほしいとの願いで、夜陰に宮中に忍び入り、梅を手折って無事に役を果たしたという話がこの山の趣向です。それゆえに『花盗人山』と呼ばれています。その女官、後に保昌の妻になったのが、和泉式部。


保昌山(3)「ちまきちょうだい!」との声に、行列の少年がこちらへ駆けて来ました。


保昌山(4)粽(ちまき)を貰って喜ぶ中学生。(下京中学とか言っていたような)

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2007年07月23日

蟷螂山・山伏山・放下鉾(2007祇園祭・山鉾巡行)

蟷螂山(1)19番 蟷螂山(とうろうやま)または(かまきりやま)


蟷螂山(2)御所車とカマキリ
羽をばたつかせ、鎌を振り上げる様子がおもしろい。 


蟷螂山(3)蟷螂山


山伏山(1)20番 山伏山(やまぶしやま)
八坂の法観寺の塔が傾いた時、山伏が法力によってそれを直したということに由来します。


山伏山(2)御神体の山伏。ビニールが被せられ、表情がわかりません。


山伏山(3)山伏山


放下鉾(1)21番 放下鉾(ほうかぼこ)


放下鉾(2)稚児舞をする三光丸(さんこうまる)


放下鉾(3)胴掛の上には龍の水引


放下鉾(4)見送りのフクロウが描かれた「バグダッド」
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2007年07月24日

岩戸山・船鉾・北観音山(2007祇園祭・山鉾巡行)

岩戸山(1)22番 岩戸山(いわとやま)
古事記、日本書記の神話をもとにした山です。 一見、鉾のようなかたちですが、違いは鉾頭の替わりに松を立てていることです。


岩戸山(2)屋根に乗っているのは、御神体の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)。 
かっこいい外人さんも乗っていました。


岩戸山(4)見送は「日月龍百人唐子遊文綴錦」。


船鉾(1)23番 船鉾(ふねぼこ)


船鉾(2)船首を飾るのは「鷁(げき)」。 想像上の水鳥です。


船鉾(3)舵は豪華な黒漆塗青貝螺鈿細工


北観音山(1)24番 北観音山(きたかんのんやま)


北観音山(2)北観音山は後祭巡行列の先頭を行く「くじとらず」です。


北観音山(3)後ろに垂らしているのは柳の枝。


北観音山(4)前がつかえてきました。
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2007年07月25日

橋弁慶山・鯉山・八幡山(2007祇園祭・山鉾巡行)

橋弁慶山(1)25番 橋弁慶山(はしべんけいやま)


橋弁慶山(2)弁慶と牛若丸が五条大橋の上で戦う姿を表した山です。


橋弁慶山(3)胴掛は円山応挙下絵とされる「加茂祭礼行列図」綴錦


鯉山(1)26番 鯉山(こいやま)


鯉山(2)山の上には大きな鯉の彫り物。


鯉山(3)鯉山を飾るタペストリーはベルギー・ブリュッセルで製作されたもの。


八幡山(1)27番 八幡山(はちまんやま)
町内に祀られている八幡山をやまの上に勧請した山です。


八幡山(2)前がつかえていて止まっていたのをチャンスと、着物姿の外人女性が写真を撮ってもらっていました。


八幡山(3)胴掛は紺地に麒麟(きりん)の図柄の織物。
見送りは「雲龍波涛図」。
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2007年07月26日

鈴鹿山・役行者山・黒主山(2007祇園祭・山鉾巡行)

鈴鹿山(1)28番 鈴鹿山(すずかやま)
鈴鹿山で道行く人々を苦しめた悪鬼を退治した鈴鹿権現「瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)」を祀っています。


鈴鹿山(2)御神体の瀬織津姫命はビニールを被ってよく見えません。前掛のラクダの絵は「黄砂の道」。


鈴鹿山(3)見送は「ハワイ蘭花図」


役行者山(1)29番 役行者山(えんのぎょうじゃやま)
役行者を中心に、一言主神(ひとことぬしのかみ)と葛城神(かつらぎのかみ)の三体を祀っています。


役行者山(2)胴掛は雲龍波涛文の綴錦


役行者山(3)見送は金地唐美人園遊図の綴錦。


黒主山(1)30番 黒主山(くろぬしやま)


黒主山(2)御神体は大伴黒主(おおとものくろぬし)で、桜の花を仰ぎながめているところです。 
黒主山の見送りを撮るのを忘れていました。


*****

山鉾巡行もあと2基になりました。
前方からやってくる山鉾は手ぶれ/ピンボケの写真が多かったです。 逆に去っていく山鉾は綺麗に撮れていました。 もともと被写界深度は手前より奥のほうが深いらしいのですが、どうも持っているカメラは後ピン気味のような気がします。
それとオートフォーカスをAF.S(シングルモード)にしていましたが、やはり被写体に合わせて常にピントを調整するAF.C(コンティニュアスモード)にしたほうが良かったようです。
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2007年07月27日

浄妙山・南観音山(2007祇園祭・山鉾巡行)

浄妙山(1)31番 浄妙山(じょうみょうやま)
平家物語の宇治川の合戦の1場面をとらえた山です。


浄妙山(2)宇治橋の上で、三井寺の僧兵筒井浄妙が一来法師頭上を飛越えて先陣を取った一瞬をとらえています。


浄妙山(3)浄妙山


南観音山(1)32番 南観音山(みなみかんのんやま)
山鉾巡行の最後を行く曳山です。 


南観音山(2)山の御神体は北観音山と同じ楊柳観音(ようりゅうかんのん)像で、後ろに柳の枝を付けています。


南観音山(3)見送りは「龍王渡海」


最後の南観音山を見送って、近くの食堂で昼食をとりました。 店の中ではTV中継をやっていました。こちらを見ていたほうがよくわかるなぁなんて思いながら食事を済ませ、京阪四条へ向かいました。

南観音山(4)
前がよほどつかえていたのでしょう、四条河原町ではちょうど南観音山が辻回しをやっているところでした。 

「2007祇園祭・山鉾巡行」終わります。
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