2008年08月01日

前鬼川(奈良県吉野郡下北山村)

前鬼橋
連日の猛暑に少しは涼しいところへ出かけようと、滝を見に行くことにした。

金剛山あたりの滝で済ませようと思っていたが、どうせ行くならもう少し有名な滝を見ようと、日本の滝百選に選ばれている奈良県下北山村の不動七重滝(ふどうななえのたき)を見に行くことにした。

吉野川の宮滝から国道169号線を南下する。 かつては難易度の高い国道だったが、現在は改良工事がされて快適なドライブウェイとなっていた。

宮滝から1時間以上も走った頃、ようやく前鬼橋が見えてきた。 

前鬼川
このあたりは池原ダムにより川がせき止められ、美しい景観を見せている。  

前鬼林道入口
橋を渡るとすぐに前鬼林道の入口がある。 近鉄大和上市から9時55分発の新宮行き特急バスに乗ると、この前鬼口に着くのは正午過ぎになる。 以前、釈迦ヶ岳に登ったときは、タクシーでここまで来て、前鬼の宿坊で一泊したのを思い出す。 滝だけ見て帰るなら、やはりマイカーになってしまう。

不動七重の滝 観光地図
参考に、林道入口にあった前鬼不動七重の滝の観光地図をアップしておく。
絵で見ると近いが、車でも結構時間が掛かり、道路沿いの展望所から見るので精一杯。 遊歩道を歩いて滝近くの展望台まで行くなら、それなりの準備をして早朝に出かける必要がある。

前鬼川(2)林道の途中から見た前鬼川。 心配される水位だが、見たところそこそこありそうだった。


不動七重の滝
遊歩道の入口を通りすぎると、不動七重滝(ふどうななえのたき)の看板が見えた。
車を林道の端に止め、撮影に取りかかる。
(2008/8/1撮影 Pentax K100D + Sigma18-200mmF3.5-6.3DC)

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2008年08月02日

不動七重の滝(奈良県吉野郡下北山村)

不動七重の滝 全体林道の展望所より、全体を見たところ。 滝までの距離は地図上では300mほど。
滝の上流は大峰山脈の懐へ枝分かれしていく。


不動七重の滝 アップ滝の部分をアップで見ると、大きく二つの滝が見える。 


不動七重の滝 上の滝上段の滝。 ネット上の各サイトで見ると三段目の滝らしい。


不動七重の滝 最上段
滝の最上部。 

不動七重の滝 下の滝と滝壺下段の滝。 写真で見ると数段に分かれ、三つの滝壺が見えている。 エメラルドグリーンの滝壺が美しい。


不動七重の滝 下の滝と滝壺アップ最大倍率で撮影。 こうしてみると、滝近くの展望台へ行けなかったのは残念である。 なお途中の吊り橋が無くなって、川を渡らなければならないとの情報もあるので注意が必要だ。
(2008/8/1撮影 Pentax K100D + Sigma18-200mmF3.5-6.3DC)

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2008年08月20日

柳の渡し跡(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 1)

国道を越える吉野線
近鉄吉野線六田駅を出て東へ歩くと、線路は国道を越え山手を走るようになる。 左の建物は、このあたりに多い製材所。

柳の渡し跡(1)
吉野線のガードをくぐると前方右手に「柳の渡し跡」が見えてくる。 その向こうに見えるのは美吉野橋(みよしのばし)。

柳の渡し跡(2)
説明板によると、「柳の渡し」は、大淀町北六田と、南岸の吉野町六田とを結んだ渡しで、平安時代に醍醐寺の開祖・聖宝理源大師(しょうぼうりげんだいし)(832-909)が開いたとされ、美吉野橋がかかるまで、「桜の渡し(桜橋)」「椿の渡し(椿橋)」「桧の渡し(千石橋)」とともに、大いに賑わったそうだ。  

柳の渡し跡(3)天明六年(1786)建立の道標を兼ねた石灯籠や石造りの道標が残る。道標には「右よしの 左いせ」の文字が見える。
(2008/8/19 Coolpix P50)
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2008年08月22日

美吉野橋(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 2)

美吉野橋北詰
柳の渡しから東へ吉野川に沿って歩くと、美吉野橋(みよしのばし)が見えてくる。 
美吉野橋
柳の渡し跡にあった灯籠などは、元はこの橋のあたりにあったのを、道路の拡幅に伴い、現在の場所に移設したそうだ。

美吉野橋から下流
美吉野橋から下流を見たところ。 この先、吉野川は五條市を越えて和歌山県に入ると、紀ノ川と名前が変わる。

美吉野橋から上流
美吉野橋から上流を見たところ。 

国道169号沿いの町並
右岸を走る国道169号は、この先、宮滝で吉野川を越え新宮に至る。 

この日(8月19日)は晴れたり曇ったり、時にはにわか雨もある不安定な天気だった。 長い距離を歩くのでコンパクトデジカメにしたが、このカメラ、晴天と曇天でまるで写りが違う。 一番下が日が差したときの写真。 曇天の写真は、どう加工しても綺麗にならない。
(2008/8/19 Coolpix P50)
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2008年08月23日

水難身代わり地蔵(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 3)

水難みがわり地蔵(1)
国道沿いには河原へ降りるためのスロープが点在する。 こちらの先端にはお地蔵さんが立っていた。

水難みがわり地蔵(2)
近づいてみると、交通事故ではなくて水難事故防止を祈るお地蔵さんだった。 このあたりで水難事故にあった人がいるのだろう、すぐ横に遊泳禁止の看板が立っていた。
(2008/8/19 Coolpix P50)
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2008年08月24日

比曽口(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 4)

吉野川鉄橋を渡る近鉄電車
前方に吉野川鉄橋を渡る近鉄普通電車が見えた。 上市駅までもう少しだ。

比曽口バス停
バス停比曽口。
ここから県道が分岐していて、北へ行くと比曽寺跡(現世尊寺)に至る。
比曽寺は聖徳太子が建立した寺の一つ。 ここにあった東塔は、豊臣秀吉が伏見へ持ち去り、徳川家康が近江三井寺へ移築している。 訪れてみたかったが、寄り道すると宮滝まで行けなくなるので又の機会にした。

友鮎の看板
吉野川では鮎釣りがシーズン中だった。 この先、上流で川に入って釣りをしている人をなん人も見かけた。
(2008/8/19 Coolpix P50)

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2008年08月25日

伊勢南街道へ(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 5)

陸橋
前方に陸橋が見えてきた。 世界遺産吉野山への標識が掛かっている。

上市方面
陸橋から上市方面を見たところ。 すぐ先の橋は吉野大橋。 車で吉野へ出かける場合はこの橋を渡る。

六田・下市方面
六田・下市方面。 歩き始めて40分にもなるのにまだ2kmも歩いていない。 写真を撮りながら歩いているので、どうしてもペースが遅くなる。 まぁ急ぐ旅でもないし、道草を食いながら歩くのも楽しいものだ。

伊勢南街道
陸橋を渡ったところに旧道への分岐がある。 伊勢南街道といって和歌山から伊勢に至る街道である。 寄っていきたいところがあったので、この道を通ることにした。
(2008/8/19 Coolpix P50)

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2008年08月26日

水分神社と椿井神水(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 6)

伊勢南街道の町並
旧道(伊勢南街道)の街中を歩く。

水分神社(1)
細い川を渡ると神社が見えてきた。

水分神社(2)石柱に水分神社と刻んであった。


椿井神水
石段の右下に「椿井神水」と刻んだ石碑が立っている。 大淀町のホームページによると、このあたりは吉野川の近くにありながら、湧き水が少なく昔は水に困ることがよくあったそうだ。  幸いこの井戸は、日照りにも水が枯れることもなく近辺住民の命を守る水としてまた、伊勢南街道を往来する旅人達にも重宝されてきたそうである。

水分神社(3)
石段を上ると玉垣(柵)があり、その後ろに本殿がある。 由来はわからなかったが、水分という名前から水を司る神様には違いないだろう。
(2008/8/19 Coolpix P50)
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2008年08月28日

近鉄大和上市駅へ(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 7)

国道に合流
再び国道に合流する。 

キバナコスモス
道ばたにキバナコスモスが咲いていた。

上市駅への分岐
すぐに上市駅への分岐が現れ、左の坂道を上がる。

上市駅への分岐(2)
車で上市駅へ行くにはこちらの分岐を曲がる。

近鉄大和上市駅
近鉄大和上市駅が見えてきた。

吉野行急行
ホームを覗くと吉野行急行が出て行くところだった。
(2008/8/19 Coolpix P50)

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2008年08月29日

吉野川鉄橋を渡る近鉄特急(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 8)

吉野川鉄橋を渡る近鉄特急
近鉄大和上市駅を過ぎて旧道を東へ歩くと、吉野線のガードをくぐる。 ここで近鉄特急が来るのを待っていたが、ちょっと場所を離れている間に特急が来てしまい撮影が出来なかった。  せっかくここまで来たのに撮らずに帰るのはくやしいので、宮滝を訪れた帰りにもう一度ここで特急が来るのを待ち、ようやく撮影することが出来た。
(2008/8/19 Coolpix P50)

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2008年08月30日

桜橋(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 9)

吉野川の油絵
近鉄吉野線のガードをくぐると民家の前に吉野川の油絵が展示してありました。 幅は1メートル以上はあったでしょうか、結構大きい油絵でした。 ピンクの桜橋とその後ろに端麗な妹山(いもやま)(三角形の山)が描かれています。

歩道橋から桜橋方面
旧道の脇から国道へ降りると歩道橋があり、川沿いを歩くことにしました。 歩道橋の上から撮った写真を、桜橋が見えるようにトリミング。 上の油絵は、もう少し近くから描いているようです。

桜橋
桜橋までやって来ました。 塗装が褪せています。 塗装直後はもっと鮮やかなピンクだったのでしょう。 
このあたりは「柳の渡し」同様、昔「桜の渡し」があったところです。 「奈良県の歴史散歩」の地図には、対岸に桜の渡し跡があるようでしたが、探しても分かりませんでした。
(2008/8/19 Coolpix P50)


*****

少し前から、文体を「だ」「である」調に変えていましたが、やっぱりしっくりこないので、「です」「ます」調に戻します。 (汗)
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2008年08月31日

柿の葉寿司の平宗吉野本店(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 10)

平宗吉野本店
桜橋を渡ると柿の葉寿司の平宗(ひらそう)が見えました。 こんなところにもあったんだと思っていたら、ここが本店だそうです。  ちょうど昼時分で寄って行きたいと思いつつ、右奥に見える本善寺(ほんぜんじ)を目指して素通りしました。
(2008/8/19 Coolpix P50)

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2008年09月01日

本善寺(1)(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 11)

本善寺(1)
桜橋を渡ると家並みの上にお寺の堂宇が見えてきます。

本善寺山門
浄土真宗の本善寺(ほんぜんじ)の山門です。 吉野修験道や高野山の勢力が強いこの地に浄土真宗を教化するため、蓮如上人が文明八(1476)年に創建しました。

本善寺本堂
本善寺の本堂。 扁額には山号の「六雄山」(りくゆうざん)と書かれていました。 駒札の説明書きによると、最初の本堂は織田信長の命をうけた筒井順慶によって攻められ、天正六年(1578)に焼失しました。 現在の本堂は寛文年間(1661-1672)の再建と伝わっています。 初期の真宗寺院の様式を随所に遺した、堅実にして上品な意匠の大型の本堂です。
(2008/8/19 Coolpix P50)

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2008年09月02日

本善寺(2)(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 12)

本善寺経堂
本善寺の経堂。 説明板によると、「中央に輪蔵を振付け、中に浄土教典六百巻が収まっている、建立は寛政四年(1792)であります。」 輪蔵とは何か調べてみると回転式の書架で、読み方は「りんぞう」だそうです。 ピンクの花は百日紅。  

本善寺茶所・太鼓楼
茶所・太鼓楼。 内部は三層からなり、一階は茶所、二階は踊り場、三階を望楼にして大太鼓を置いている。 建立は寛政二年(1790)であります。(説明板より)


秋海棠 (しゅうかいどう)境内に咲いていた花を二種。
秋海棠 (しゅうかいどう)。 別名、瓔珞草(ようらくそう)というそうです。 


洋種やまごぼう 洋種やまごぼう。
写真の実は緑色をしていますが、熟すと左端に見えているように黒くなります。
(2008/8/19 Coolpix P50)
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2008年09月03日

妹山(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 13)

県立吉野高等学校
桜橋には戻らず、本善寺の門前を東へ歩くと、県立吉野高等学校が見えてきました。

校門前から見た妹山
校門の前から前方に三角形の姿をした妹山がみえます。

吉野川と妹山
道は吉野川沿いを通るようになり、鮎釣りをしている人を数人見かけました。 対岸に見える妹山は鬱蒼とした原始林に覆われていて、「妹山樹叢(じゅそう)」として国の天然記念物に指定されています。 山裾には大名持神社があり、橋を渡って見に行くことにしました。
(2008/8/19 Coolpix P50)
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2008年09月05日

大名持神社(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 14)

妹背大橋
妹背大橋を渡ります。

大名持神社
橋を渡って左折すると、大名持神社の鳥居が見えてきました。 この少し先に津風呂湖へ至る道が分岐しています。

大名持神社拝殿
石段を上ると、正面に拝殿があります。 本殿の右後ろには対岸からも見えた2本の杉が立っていました。
大名持神社(おおなもちじんじゃ)の祭神は大名持命(おおなもちのみこと)ほか2神。 延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)に記載された格式のある神社です。
(2008/8/19 Coolpix P50)
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2008年09月08日

津風呂湖への分岐(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 15)

津風呂湖への分岐
大名持神社から東へ歩くと、妹背大橋のすぐ先に津風呂湖への分岐があります。 宮滝へは右の国道169号を歩きます。
(2008/8/19 Coolpix P50)

*****

最近は慣れない仕事で、精神的、肉体的にゆとりがありません。
休日は家でぐったり。 出かける元気もありません。
当分、更新回数も減るかと思います。
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2008年09月09日

吉野水力発電所(吉野川に沿って宮滝遺跡まで 16)

津風呂川を渡る津風呂湖への分岐を左に見て国道169号を進み、吉野川の支流津風呂川を渡ります。 



吉野水力発電所
橋から見えていたのは関西電力の吉野水力発電所でした。 ダムのない水路式発電所です。 上の方には石垣があって年代を感じるダムでした。

バス停「上楢井」
バス停「上楢井」。 
この下に吉野町老人福祉センターの中荘温泉があります。
入浴だけでも利用できるようです。

八木駅行きの奈良交通バス
奈良交通の八木駅行きとすれ違い。 小型のバスでした。 写真を拡大してみたら、行先表示幕の横に右手を挙げた人のマークがありました。 途中に自由乗降区間があるようです。
(2008/8/19 Coolpix P50)
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2010年01月11日

高見山・積雪状況(2010/1/11)

高見山山頂(1)高角神社
本日、三重県と奈良県の県境にある高見山に登ってきました。
いずれ詳しく報告するとして、取り急ぎ山頂の積雪状況をアップします。
積雪は、小峠より上のみ。 大峠より上から地肌が見えないくらいになっていました。
何センチかは分かりませんが、私が登ったときは踏み固められていたせいか、くるぶしまでもありませんでした。
小峠までは汗ばむくらいで、山頂でも寒くないのではないかと思っていましたが、なんのなんの。
さすがは標高1248.3m。 山頂の避難小屋で食事を摂っていると、足の指先がしびれてくるほどの寒さでした。 防寒対策はしっかり必要です。
又、頂上からの下りはアイゼン必須です。 忘れないように!!
写真は山頂の高角神社。

高見山山頂(2)展望台
展望台。
展望台の下が避難小屋になっていて、休憩できます。

台高・大峰の山々
台高・大峰の山々。
晴れていれば絶景ですが、この日は見通しがあまり利きませんでした。
写真下の山の名前ですが、拡大しても読みにくいので、下に記します。
(左から)明神岳、水無山、国見山、薊岳、仏生岳、大普賢岳、山上岳、大天井岳、吉野山、吉野川

(2010/1/11 Pentax K200D + DA18-55mmF3.5-5.6AL WR)

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2010年03月04日

奈良県五條市の旧紀州街道を訪ねて(1)桜井寺

JR五条駅前通り
2010年2月28日(日)、江戸時代の情緒漂う五條市に出かけました。
JR和歌山線の五条駅を出ると、駅前通りには旅館や飲食店が並び、どこか懐かしいような雰囲気がします。

JR五条駅前通り(2)
駅前を過ぎると下り坂になり、前方に吉野川の対岸の山並みが見えてきます。

国道24号線
和歌山と奈良を結ぶ国道24号線に出て、右折します。
写真は国道24号線から来た道を振り返ったところ。

桜井寺
国道沿いに西へ歩くと、右手に天誅組の本陣であった桜井寺があります。

桜井寺本堂
桜井寺本堂。
かつては大きな寺だったそうですが、国道24号線拡張のため縮小移動させられたそうです。 

首洗いの手水鉢

天誅組供養碑境内の一角に五條代官鈴木源内の首を洗ったとされる手水鉢がありました。
1863年8月17日天誅組は「五條政府」を樹立しますが、翌8月18日京都で政変が起こり賊軍になってしまいました。

(左)天誅組の供養碑

(2010/2/28 Nikon D90 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR)

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2010年03月05日

奈良県五條市の旧紀州街道を訪ねて(2)金剛寺

国道168号線
桜井寺から国道24号線を地下道でくぐり、南へ歩きます。
途中に重要文化財の栗山家住宅や旧紀州街道の新町通がありますが、先に吉野川の対岸にある金剛寺へ向かいました。
写真は吉野川にかかる大川橋から北を見たところ。
金剛山地が大きく迫って見えます。

金剛寺の看板橋を渡ると金剛寺の看板がかかっていました。
西国薬師霊場第九番・関西花の寺霊場第二十三番ぼたん寺と書いてあります。


金剛寺
左折して10分ほど歩くと左手に金剛寺がありました。
右から山門、茅葺き屋根の庫裡、高い木の後に本堂、左端が観音堂です。

金剛寺庫裡
特に印象的だったのが茅葺き屋根の庫裡。
元禄4年の建物で、唐招提寺長老の隠居部屋だったそうです。
ピンクの梅と椿がのどかな早春を感じさせます。

金剛寺山門
山門から中へ入ると呼び鈴が自動的に鳴り、別棟から老婦人が来て入山の受付をしてくれました。 この時期は訪れる人も少ないようで、寺の詳しい話をして下さいました。

枯山水の庭
枯山水の庭
今は紅梅と椿が咲いていましたが、他に平戸つつじや山茶花も咲きます。
秋には小菊まつりがあって、案内書には庭一杯に菊の鉢植えが並んだ写真が載っていました。

室内から中庭を見る
こちらは庫裡の室内から北側の中庭を見たところ。
この中庭の向こうにぼたん園があり、4月下旬から5月上旬にかけて「ぼたん祭り」を開催されるそうです。

写真には撮りませんでしたが、本尊の薬師如来他、阿弥陀如来や愛染明王などゆっくり拝観できました。

梅と椿

ロウバイ(上)紅梅と椿

(左)山門前のロウバイ


(2010/2/28 Nikon D90 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR)

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2010年03月06日

奈良県五條市の旧紀州街道を訪ねて(3)新町通り

吉野川
金剛寺からの帰りは吉野川の堤防を歩きました。
前方が下流で、青い橋が国道168号線の大川橋。

新町通り入口
大川橋を渡り、元来た道をたどると西側に丸太で塀を支えた建物がありますが、これが五條市の重要文化財栗山邸。 その角が新町通り(旧紀州街道)の入口になります。

栗山家住宅(国重)最初に見落としていたのがこちらの国の重要文化財栗山家住宅。
少し北側に国道168号線に面して建っていました。
江戸時代初期の慶長12年(1607)の建築で、年代の判る民家では日本で最も古いそうです。


新町通り(1)
新町通りに入ると、白壁と格子の家が並んでいます。

蔵元・山本本家酒の看板を掲げた蔵元・山本本家。


餅商一ツ橋
鐵屋橋のたもとにたつ餅商一ツ橋。

西川と宝満寺

新町案内図(上)町を流れる西川と宝満寺。
川にせり出した家。

(左)餅商一ツ橋の向かい側に立っていた大和五條新町周辺の案内図。


(2010/2/28 Nikon D90 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR)

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2010年03月07日

奈良県五條市の旧紀州街道を訪ねて(4)まちや館

薬局
鐵屋橋(鉄屋橋)を渡り、先へ進みます。
右は薬局。

まちや館
薬局の隣は空き地になっていて、その向こうに旧辻家を改修した「まちや館」がありました。 五條市が所有者から譲り受けて、新町通りの拠点としてオープンしたものだそうです。 入館料200円を払って、中を見せてもらいました。

店の間
玄関を入ったところが「店の間」。 元は「油屋」という屋号の米商だったそうです。

土間と窯屋
土間とそれに続く窯屋(かまや)。
懐かしい竈(かまど)があります。

井戸
窯屋の奥にある井戸。

箱階段
箱階段

廊下と和室

庭の紅梅廊下と和室
辻家は吉田内閣の法務大臣等を歴任した木村篤太郎氏の生家で、遺品が展示されていました。

庭に出ている間に、お茶とお菓子を用意していただきました。

新町通りにはもう1軒「まちなみ伝承館」という無料の町屋展示館がありますが、こちらの方がお勧めです。

(2010/2/28 Nikon D90 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR)

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2010年03月10日

奈良県五條市の旧紀州街道を訪ねて(5)幻の五新鉄道

新町橋
まちや館を出て西へ歩くと、東浄川にかかる新町橋があります。

まちなみ伝承館
その新町橋の手前に「まちなみ伝承館」があります。
駐車場、入館料ともに無料で、車で来られる方はこちらを利用されるのがよいと思います。

引き札

懐かしいテレビ和室に展示されていた「引き札」。 江戸時代から大正にかけて商品や商店の宣伝のために刷られた絵で、いまでいう「ちらし」とかポスターにあたるものです。
私はそれよりも手前の明星や平凡の方が気になりました。 明星と平凡は知っていましたが、「星座」という雑誌は見たことがありません。

懐かしいテレビ。 私の家にもこんな足つきのテレビがあったように記憶しています。 昭和30年代後半でしたしょうか。


五新線
さらに西へ歩くと、前方に高架橋が見えてきました。 未完成に終わった五新鉄道(五新線)です。 前もってガイドブックで知っているので、それだと分かりましたが、そうでなければ普通の高架道路と思ってしまうところです。

五新線の高架橋(1)

幻の五新鉄道の説明版高架橋の下まで来ると、南側は吉野川の手前で途切れています。

橋脚に取り付けてあった「幻の五新鉄道」の説明文。
明治末期、五條市から新宮市までを結ぶ「五新鉄道」の建設熱が高まりました。
昭和12年から着工されましたが、太平洋戦争で資材不足等の理由で中断。 戦後、工事が再開されましたが、経済社会情勢等の変化によって、再び中断されました。


五新線の高架橋(2)
未完成に終わったのは残念ですが、完成していても赤字路線で廃止になっていたかも知れませんね。 なんとなくもの悲しいような幻の路線跡でした。

この後、二見駅までは行かずに五条駅へ引き返してしました。
もう少し先まで行けば樹齢千年といわれる二見の大ムクを見ることが出来たのですが、今から思うとやっぱり見ておけば良かったと後悔しています。(終わり)

(2010/2/28 Nikon D90 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR)

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2012年02月05日

観音峰から大日・稲村ヶ岳を望む

大日・稲村ヶ岳(1)
今年(2012)の冬山は、大峰山系の観音峰に行ってきました。
近鉄下市口駅から奈良交通の「霧氷バス」に乗って観音峰登山口で下車。
途中、休憩を挟んで1時間30分で観音峰展望台に到着。
登っている内に雲が広がり始めましたが、快晴とまでは行かないものの大峰の山並みを拝むことが出来ました。
左のするどい岩峰が大日山、その右が稲村ヶ岳。

大日・稲村ヶ岳(2)
山の全容。

観音峰展望台
観音峰展望台の石碑。
左奥に弥山・八経ヶ岳。
中央の三角錐は頂仙岳。

弥山・八経ヶ岳(1)
弥山あたりをアップ。
石碑の周囲にあった図面によると、左奥が弥山で中央が八経ヶ岳だそうです。
地図を見ると逆のように思うのですが。

(2012/2/5 Pentax K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR)

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2012年02月11日

冬のみたらい遊歩道から洞川温泉

みたらい遊歩道
2月5日(日)、観音峰展望台からみたらい遊歩道を通って洞川温泉まで歩きました。 観音峰登山口バス停から車道に沿って洞川方面へ10分ほど歩くと、みたらい遊歩道の入口が見えてきます。

みたらい渓谷
川は遊歩道から少し離れているので、間近で見られないのが残念。
写真は望遠でアップにして撮影しています。

みたらい渓谷(2)
洞川温泉に近づくにつれて流れはゆるやかになります。

洞川温泉(1)
洞川温泉街に入ると車道まで雪が積もり、山深いところにきたと実感します。

洞川温泉(2)
温泉街を流れる山上川から下流を見たところ。

洞川温泉バス停
奈良交通洞川温泉バス停。
15時30分発の「霧氷バス」に乗って帰りました。

(2012/2/5 Pentax K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR)

posted by twinmount at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良県南部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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